契約前に建物や賃貸部屋の見学を済ませておく

賃貸広告と異なる部分はない?部屋の見学に行こう

仕事や引っ越しの準備で忙しいという人は、お気に入りの賃貸物件を見つけたら、そのまま見学無しに賃貸契約をすすめてしまう人もいるかも知れません。しかし、借りる賃貸部屋を一度も見ずに契約をしてしまうと、「思っていた物件とは違う…」といったふうに失敗することもあるので注意が必要です。賃貸部屋選びを成功させるには、実際に物件に足を運んで見学をしておくことが必須です。

賃貸広告の情報と実際の部屋とは変わりがないこともありますが、異なる部分がいくつか出てくることもあります。たとえば、十分な広さの物件を選んだはずでも、天井が低いと思ったよりも狭いと感じることもあります。そのほかにも、玄関が狭いと感じたり、全体的に掃除がされていなくて不快な気持ちになることもあるため、後悔しないように部屋の見学をしておきましょう。

賃貸部屋の室内や建物の見学ポイント

賃貸部屋の室内の見学は、賃貸広告の情報では確認できない日当たりや設備をチェックしておきます。日当たりが良い部屋を選んでも、周囲に高い建物があれば、日光が遮られてしまって室内が暗くなることもあります。窓やベランダを眺望してみて、周囲の環境に問題はないか確認しておきましょう。そして、キッチンやお風呂、トイレなどの設備に不具合はないか、気になるキズや汚れはないか、利用しやすい状態かといった点を確かめます。

物件の建物の見学ポイントは、オートロックや防犯カメラの有無をチェックして、安全に暮らせる部屋かどうかを見ておきましょう。エントランスや廊下、エレベーターやゴミ捨て場、駐輪場などの掃除が行き届いているか、消えている照明がそのままになっていたりしないかなど、管理体制がしっかりしているか確認しておくと安心です。